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朝ドラ「マッサン」あらすじ 10話 [芸能]

10月9日 晴 今朝の「マッサン」
エリーは義母の選別の箸で煮豆を掴む練習を続けていた。
一皿分の煮豆を別皿に移し替えることに成功した。
感嘆の声を上げ、エリーは一人、大喜びをしていた。
メモ帳に、音読みのローマ字で大阪弁を書きとめ、その意味も含め、
寸暇を惜しみ、言葉の学習もしていた。 

エリーは優子の心を気遣っていた。従業員の食事の調理に勤しむ優子を
エリーは、尋ね優子に、率直に素直な本心を、打ち明けた。
優子も、エリーの意見を受け入れ政春との結婚を断念した。

社長と政春は、鴨井社長のワイン論について論議していた。

エリーの報告で優子の翻意を知らされた政春と社長は、喜び勇み優子の
もとに駆け付け、直接、優子からその事実を確かめたかった。

駆け付けた、政春と社長に優子は抑制していた本心を打ち明けた。
2年間、政春との結婚を想定し、幾度もお見合い話を断り続け
出産に備え、栄養摂取に励んできた。
「政春さん、嫁入り前の2年間の大切な意味が解りますか?」
「その2年間の努力と、政春さんとの結婚は諦めます!」
「政春さんも、大切な物を諦めてください」
「そうしないと、釣り合いが取れません!」
「ウイスキー造りを諦めてください」
「そして、会社を辞めてください!」

社長も政春もエリーも、優子の言葉に絶句していた。
間髪を入れず、奥様が話を継いだ
「留学費用も全額返却していただきます」
社長もエリーも異議を唱えた。が、優子は話しを打ち切り退く様子。

政春は、気持ちの調整ができない状態になっていた。
土下座をし、結婚話に気が付かず過ごした迂闊さを詫びたうえで
「優子さんこそ、理不尽ではありませんか」
「なにがですか!」
「留学費用は持参金とも考えられるが、返却を求めてはいません」
「ウイスキーが作りたいのならば、他所で造ってください」
「そうでもしなければ、私の心は納得しません」

政春はスコッチウイスキーの醸造装置の簡略図を無心で眺めていた。
黄金色に輝くスコットランドの麦畑、醸造勉強に励んだ2年間の情熱。
そして、夢と恋。

その姿を離れた場所から、エリーは伺うように見続けていた。
政春の夢。その成就の助けにと来日したエリーの覚悟と夢。
二人を翻弄するように、足元から瓦解しようとしている。
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